今回はお久しぶりの美容シリーズとなります。
今日はブリーチ、ハイトーンカラーに関してお話しますね
美容師さんに『あーこれはブリーチしないとダメですね』ってよく言われるけどブリーチなしって書いてあるのに!!
そうだね!もちろん可能な事もあるけど色々と理由があるんだ!
と言うわけでよく聞くブリーチなしの真実、お話ししたいと思います。
まず、カラーリングで大事になってくるのが色彩学です。
難しいお話しだとわかりにくくなってしまいますのでなるべく簡単にお話ししますね!
色の基本!三原色とヘアカラー
色は3原色と言って、赤、青、黄の3色でできています。そこに無彩色である白から黒です。
髪の毛の中にはこの3つの色がたくさん入っていて、重なって重なって黒に見えています。無彩色というのはこの三原色が同じ量になっているときに出来上がります。
そして、カラーリングで明るくするというときには青→赤→黄の順で外に出て行きます。(外国の方はちょっと変わる場合があります)
これが一番基本なので知っといてもらうと今後わかりやすくなると思います☆
ブリーチとは!?
ブリーチとは、髪の毛のキューティクルを開いて中の色素をとる事に特化した薬剤だと思ってもらって良いです!
実はブリーチ以外にも普通のお薬でこう言ったものもありますが、僕が知っているお薬の中では15レベルが最高になっています。
一回のブリーチで髪の毛を明るくできるのは大体14〜16くらいと言われていますので、赤と黄色が少し残ってオレンジもしくは赤まで取れて強めの黄色で落ち着くことが多いでしょう。
そもそもミルクティーベージュって??
皆さんはベージュとミルクティーベージュの違いがわかるでしょうか?正直僕には正確にはわかりません。
Instagramなどで書かれている色の名前例えば
- カーキベージュ
- オリーブベージュ
- モカブウラウン
- グレージュ
など聞き慣れた色が沢山あると思いますが、大概美容師さんが色の名前を作っていることが多いです。
グレージュなんかは要はくすみのあるベージュですのでアッシュブラウン、アッシュベージュ、モノグレージュなど、同じ色を表現するのもさまざまな言い方が日々作られています。
その中でこの全てが同じ言葉、ミルクテイーでまとめられます。
どうです?違いません?この中でベージュではなくミルクティーベージュと言える、またはミルクティーベージュでなくベージュであるとキッチリ分けれるものがあるでしょうか?
ブリーチなしのミルクティーの真実!!
ベージュを作るために
ブリーチなしというのは先でも話したように通常のカラー材で髪の毛を明るくする必要があります。
ベージュを作り出すのには大体10レベルほどの明るさがあればブラウンよりベージュっぽく見えてきます。
髪の毛での10レベルというとまだ赤みが残っている割とオレンジよりの茶色になりますが、ここで14レベルのカラー剤を使用するとします。
髪の毛の状態、髪質によってはそのまま14レベルまで到達出来ない事もあります。それに、14レベルになったとしてもオレンジ味は弱まっていますが赤っちゃけてしまいます。ではどうするか?補色というものを使って無彩色に寄せてあげることでベージュに見えやすくするのです。
赤み、オレンジみを抑えてあげるために少し無彩色に寄せます。青や緑(青+黄)で今ある色みを打ち消してあげる事で、くすみになり、ベージュの完成です。暗い程残っている色も多いですから沢山色を入れなくてはいけません。
結果、あまり明るくないところからベージュにしようとしても暗くてわかりにくいのです。
14レベルでベージュを作ろう!!
さて、では14レベルの薬を使う事を考えていきましょう。
先ほども言いましたが、人によっては同じお薬でも髪質、状況によって明るくなり方が違います。15レベルまで明るくなる人もいれば下手したら10レベルまでも行かない人もいます。明るくならないときはどうするか?
もう一度14レベルのお薬で明るくします。
勘の良い方であれば気づいてしまうかもしれません。インスタグラムで見ているあの写真、本当に一発でそうなりますか??下準備してませんか??
ベージュらしいあの透明感のある柔らかベージュは下準備ありきなのですよ。。。
明るくなりにくい方が何度もブリーチしないギリギリで何度も明るくしていると結局、ブリーチと同等のダメージになります!!
まとめ
ベージュ、ミルクティーベージュをオーダーするときに気をつける事!!
1、どれくらいの明るさのベージュにしたいか決めておこう!
2、ブリーチが必要かどうかはあくまで美容師さんにお任せしよう!
3、ブリーチなしでも通常カラーで何度も明るくしたらダメージは受けるので気をつけよう!!
以上を気をつけてキレイな髪の毛で今を楽しみましょう☆
こちらも頑張っているのでぜひに!↓
コメント